川崎F、敵地でブリーラムに勝利し2連勝！　DF三浦の鮮烈ボレー皮切りに後半ATに2得点

　AFCチャンピオンズリーグエリート（ACLE）リーグフェーズ第5節が26日に行われ、ブリーラム・ユナイテッド（タイ）と川崎フロンターレ（日本）が対戦した。

　直近のリーグ戦では4試合未勝利で13位につける川崎Fは、ACLEでは4試合を戦い2勝2敗。上位進出ヘ向け、また同大会連勝をかけて敵地へと乗り込んだ。

　先発メンバーにはDF高井幸大やFW小林悠らが名を連ねた前半、川崎Fは6割近いボール支配率を記録するものの得点は奪えず、試合は0−0でハーフタイムとなる。

　後半、MF瀬川祐輔やFWエリソンが決定機を迎えるも、ゴールネットを揺らすことができない。71分のエリソンの左足のシュートは、相手ゴールキーパーの好セーブもあり右ポストを叩いた。

　こう着状態が続いた中、79分に試合が動いた。ペナルティエリア右から瀬川が右足でクロスを送ると、大外で待っていたDF三浦颯太が左足のボレーを放ちゴールを決めた。三浦の鮮やかな一撃で、待望の先制点を挙げる。　

　その後、巻き返しを図るブリーラム・ユナイテッドに攻め立てられたものの、GKチョン・ソンリョンを中心にゴールを割らせず。逆に後半アディショナルタイムにはFW遠野大弥とFW神田奏真が試合を決定づける追加点を立て続けに決め、リードを広げた。

　試合は0−3で終了。敵地で勝利を挙げた川崎Fが、ACLEの2連勝を飾った。

【スコア】
ブリーラム・ユナイテッド　0−3　川崎フロンターレ

【得点者】
0−1　79分　三浦颯太（川崎F）
0−2　90+5分　遠野大弥（川崎F）
0−3　90+8分　神田奏真（川崎F）