レヴァンドフスキが史上3人目のCL通算100得点達成! バルサ、CL無敗のブレストを破り4連勝

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2024年11月27日 07:12  サッカーキング

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メッシ、C・ロナウドに続く大記録を打ち立てたレヴァンドフスキ [写真]=Getty Images
 チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第5節が26日に行われ、バルセロナ(スペイン)とスタッド・ブレスト(フランス)が対戦した。

 ここまで4試合を消化したリーグフェーズで3勝1敗を記録し、勝ち点「9」を積み上げて6位につけているバルセロナ。モナコ(フランス)との初戦では、退場者を出した影響もあってか1−2で敗れ、黒星スタートを切ったが、以降はバイエルン(ドイツ)を4−1撃破するなど3連勝を達成している。対するは、ここまで3勝1分と無敗を維持する4位スタッド・ブレスト。クラブ史上初のCLで躍進するなか、敵地でスペインの名門から金星を狙う。

 試合が動いたのは序盤の10分。ペナルティエリア手前左寄りの位置から、ペドリが右足で柔らかい浮き球のボールを供給すると、待っていたロベルト・レヴァンドフスキが胸トラップ。遅れて飛び出してきたGKマルコ・ビゾットが倒してしまい、バルセロナにPKが与えられた。このPKをレヴァンドフスキが冷静に相手GKを見て、ゴール右下隅に沈め、バルセロナが先手を取る。レヴァンドフスキ個人としては、リオネル・メッシ、クリスティアーノ・ロナウドに次ぐ史上3人目のCL通算100ゴールを達成。キャリア通算125試合目の出場にして、金字塔を打ち立てた。

 その後もバルセロナが主導権を握って攻撃を続けるも、追加点は生まれない。このまま前半終盤に差し掛かると、40分には再びバルセロナが決定機を構築。左コーナーキックのクリアボールを拾ったマルク・カサドが、ペナルティエリア手前右寄りの位置から右足でアーリークロスを送ると、ボックス中央でフリーになったフェルミン・ロペスが強烈なヘディングシュートを放つ。だが、ここはGKビゾットが鋭い反応を見せ、ゴールを死守した。

 バルセロナの1点リードで後半へ折り返してからも、試合の様相は大きくは変わらず、ゴール前のこぼれ球に反応したダニ・オルモがGKの位置を見て左足で狙ったが、ブレンダン・シャルドネのゴールカバーに阻まれる。だが、66分には凄まじい粘りを見せていたスタッド・ブレスト守備陣をついに破ることに成功。敵陣左サイド大外でパスを受けたジェラール・マルティンが、GKと最終ラインの間を匂わせつつ、マイナスのスペースへ折り返すと、待っていたダニ・オルモがうまく縦へ持ち出し、冷静に流し込む。主導権を握りながらも、流れのなかから得点を挙げられていなかったバルセロナが、遂にゴールを奪った。

 後半アディショナルタイムには、敵陣左サイド深い位置でボールを奪い、アレハンドロ・バルデからの折り返しを受けたレヴァンドフスキが狙い澄ました一撃を突き刺す。通算101点目でケーキにイチゴを乗せた。

 試合はこのままタイムアップ。ラミン・ヤマルの欠場後、ラ・リーガ2試合未勝利が続いていたバルセロナが、本拠地でスタッド・ブレストを破った。対するスタッド・ブレストは、今大会初黒星を喫している。

 次節、バルセロナは12月11日にアウェイでドルトムント(ドイツ)と対戦。スタッド・ブレストは同10日にホームでPSV(オランダ)と対戦する。

【スコア】
バルセロナ 3−0 スタッド・ブレスト

【得点者】
1−0 10分 ロベルト・レヴァンドフスキ(PK/バルセロナ)
2−0 66分 ダニ・オルモ(バルセロナ)
3−0 90+3分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ)

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