画像提供:マイナビニュース 日産自動車はこのほど、電気自動車(EV)オーナー5,177名を対象に「EVに関する乗り換え調査」を実施し、その結果を公開した。
○EVに乗り換えたオーナーの本音は?
今回は、世界的にEVシフトが進む中で、12年連続で世界で最もEVを販売してきた日産が、EVオーナーに対して「クルマの性能」だけでなく「クルマの性能で解消する暮らしに潜む課題」という視点も含め、乗り換えで生まれた変化などを調査した。
日産EV購入後、約80%以上が満足と回答! 中でも、EVならではのスムーズな「走行機能」や「加速機能」を評価する人が7割以上に。
「日産EVを購入して日産EVに対する満足度はどれくらいか」という問いに対し、全体の87.3%が「満足している」と回答した。
また、具体的に満足している点について、「走行性能」と回答する人が最も多い72%という結果となり、さらに「加速機能」に対する満足度も95.3%と、多くのユーザーが走行面で日産EVを高く評価していることがわかった。
日産EVにして給油に行くストレスがなくなったと答えた人が約7割! 「家族で出かける機会が増えた」と回答する人も多数。
「日産EVを購入後ガソリンスタンドに給油に行かなくなったことでストレスはどの程度軽減されたか」という問いに対し、約69.9%が「軽減された」と回答した。
給油に対するストレスとして、「ガソリン代の高さ」の次に、「ガソリンスタンドに行くまでの時間がもったいない」や「安いガソリンスタンドを探すのが面倒」と回答する人が多数。合わせて6割を超えるなど、給油に“行く"ことに対してストレスを感じていた人が多いことがわかる。
ガソリン車の給油に対してストレスに感じていた人が多い中で、EV購入後「自宅充電を導入したこ とで感じた生活の変化は」という問いに対し、「ガソリンスタンドに行くことを意識しなくなったことで、おでかけの回数が増えた」や「走り出す時は常に充電100%のため気持ちよくおでかけを始められる」という回答に、合わせて約半数の人が共感を示した。
その他にも、「ガソリンスタンドに行かなくていいので、その分家族と過ごせる時間が増えた」「家族との幸せな時間が増えた」「生産性が向上したため、家族の時間がゆっくり取れるようになった」などといった声も寄せられている。
乗車時の快適さとして、約8割のユーザーが「車内が静かで会話がしやすい点」と回答! 「家族での会話が増えた」と回答する人が多数で、家族の関係性にまで影響。
92.5%の人が日産EVは「快適だ」と回答。中でも快適なポイントとして、「車内が静かなため会話がしやすい」と回答する人が78.6%と、約8割にのぼった。
オーナーからは「家族の会話が増えた」「ガソリン車の頃は、家族旅行の際に子どもたちは自分の好きな音楽をイヤホンで聴いたり、寝ていることが多かったが、車内が静粛なため家族の会話が増えた」などの声も寄せられ、EVが家族間の関係性にまで良い影響を与えていることがわかった。
調査の結果、EVは給油の手間が省ける、ランニングコストが抑えられるなどといった利便性だけではなく、「家族の関係性を深める」「ドライブを快適にする」といった暮らしの視点からの新しいEVの魅力も明らかになった。
そこで日産は今回、「EV乗り換え後調査」で浮き彫りになった「高速道路の加速不足」「給油の入れ忘れ」「車内の騒音トラブル」など、EVが解消した日常の小さなストレスを題材に、EVオーナーなら誰でも共感できる3本のオリジナルショートムービーを制作。「クルマと悩める人々の物語 PRESENTED BY NISSAN EV」として公開中だ。
1つ目のムービーは 、EVの加速で合流への進入がスムーズになる「ためらい篇」。2つ目は、EVへ乗り換えたことで給油問題が解消し、家族のハレーションの火種を解消する「翌朝の悲劇篇」。3つ目は、EVにすることで音のストレスから解放され、会話が成立する「すれ違う二人篇」となる。
○<scene(1) 「クルマと悩める人々の物語 PRESENTED BY NISSAN EV 」 ためらい篇>
大縄跳びで遊ぶ子どもたち。その中に、なかなか大縄に入れない少年が1人いる。皆がまだかまだかと少年を見つめるものの、飛び込む勇気を出せず、縄の動きを追いながら立ち尽くしている。
「EV乗り換え後調査」で浮き彫りになった、高速道路の合流が困難など「加速」に対する日常の小さなストレスをEVが解消することを、子どもの頃の経験に重ねて動画で表現している。
○<scene(2) 「クルマと悩める人々の物語 PRESENTED BY NISSAN EV」 翌朝の悲劇篇>
帰宅後にガソリン残量が少ないことに気づいた夫。給油に行こうか迷うものの、苦渋の決断でそのまま家に。
翌朝、妻が出かけようとエンジンをかけると、ガソリン残量がないことに気づき、妻の表情が一変。怒りに満ちクルマを降りると、夫を問い詰めるべく家の中へ駆けていく様子が描かれている。
「EV乗り換え後調査」で浮き彫りになった、ガソリンの入れ忘れによる日常の小さなストレスをEVが解消することを、誰もがちょっと共感できる夫婦の日常に重ねて表現している。
○<scene(3) 「クルマと悩める人々の物語 PRESENTED BY NISSAN EV」すれ違う二人篇>
あるカップルが坂道をドライブ中、女性が「もう自分の気持ちごまかしたくない」と話しかけるも、男性は車内音で聞き取れず「え、なに?」と聞き返す。
「だから、ごまかしたくないの」ともう一度伝えるものの、今度は「ごましお足らないの?」と聞き間違えてしまう。
女性はあきれながら「ごまかしたくないの!」と声を荒げると、さらに「ゴマアザラシたくあん?」「ゴマダンゴナイト? 行きたい!」とさらに意味不明の発言が。女性は怒り「意味わからない!」とクルマを飛び出てしまう。
「EV乗り換え後調査」で浮き彫りになった、車内音の影響で車内でスムーズな会話ができないといった日常の小さなストレスをEVが解消することを、カップルの日常に重ねて表現している。
○【調査概要】
調査テーマ: EV 乗り換え後調査
調査対象 :日産EVオ ーナー 5,177名
調査方法 : イン ターネット調査
調査期間 :2024年8月19日〜8月29日
調査地域 :全国(エボル)