静岡市は、全国の手づくり作家による雑貨販売、タミヤ、バンダイ、アオシマなど、静岡市内に本社をおく模型メーカーのプラモデルの販売や製作体験ができる「ホビーのまち静岡 クリスマスフェスタ2024」を12月7日、8日の2日間限定でツインメッセ静岡にて開催する。開催時間は12月7日が10〜17時、8日が10〜16時。
また、同時に全国の高校生を対象とした作品コンテスト「全国プラモデル選手権大会」も初開催する。
「ホビーのまち静岡 クリスマスフェスタ2024」は、「ホビーのまち静岡推進事業」の一環として開催される冬の祭典だ。クラフトアクセサリー、雑貨、ファッションなどの「手づくりホビー」や、静岡市が全国の製造出荷額80%以上を誇る「プラモデル」をはじめとする模型など幅広いジャンルの「ものづくり」を楽しむことができる。様々なブースからクリスマスプレゼントを探したり、ワークショップを体験したり、子どもから大人まで終日楽しめる。
南館・北館の「手づくりホビーワールド」では、地元のクリエイターをはじめ、全国の手づくり作家によるアクセサリーやアート作品、クラフト雑貨などオリジナル作品の販売が行われる。また、実際に製作した作家と直接話すことができ、作品の背後にあるストーリーや製作過程を知ることができるため貴重な機会となる。
「ワークショップ」のブースでは、販売している作品をその場で実際に手作りする体験を楽しむことができる。初心者でも簡単に作れるキットを用意し、作家が丁寧に指導する。
北館「模型の世界首都・静岡」では、タミヤ、バンダイ、アオシマ、ハセガワなど静岡市にゆかりのある模型メーカー各社による物販も行われる。スケールモデル、キャラクターモデル、ミニ四駆、木製模型など幅広いジャンルの商品を取り揃えるほか、クリスマスフェスタではならではの限定版キットも用意されている。プラモデル制作に必要な各種工具や塗料も販売しているため、自宅ですぐに製作することができる。
さらに、製作の基本を学びながら、プラモデルを作成する「プラモデルの製作体験」も行える。専門のインストラクターが丁寧に指導するので、初心者でも安心して参加できる。また、インストラクターより指導するので、上級者の方も満足のいく体験になること間違いなし。 完成したプラモデルは持ち帰ることができる。
同時開催の「全国プラモデル選手権大会」は、日本初の高校生を対象としたコンテスト形式によるプラモデルの大会で、全国から27の高校(静岡県内6校、静岡県外21校)、124名の学生(うち3名は中学生)が参加する。出展作品は162作品で、課題テーマ部門、ジオラマ部門、単体部門(1.部門共通キットコース、2.ガンプラコース、3.メカトロウィーゴコース、4.フレームアームズ・ガール、メガミデバイスコース)の全6部門・コースにおいて、高校生が入賞を競う。(岡渚)