レヴァークーゼンに所属するドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツがザルツブルク撃破の喜びを語った。26日、欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第5節が26日に行われ、レヴァークーゼンは本拠地『バイ・アレーナ』にザルツブルクを迎えた。8分にヴィルツのPKで先制すると、3分後にはアレハンドロ・グリマルドがFKでネットを揺らし、30分にはヴィルツが卓越した個人技からこの日2ゴール目を獲得。後半にも2点を追加したレヴァークーゼンが5−0で勝利し、勝ち点を「10」まで伸ばしている。
今シーズンのCLでの得点数を「5」に伸ばし、UEFAによるこの試合のプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選出されたヴィルツ。この日の2ゴールにより、CLとヨーロッパリーグ(EL)を合わせたUEFA主催大会での同選手の通算得点数は「17」に到達した。データサイト『Opta』によると、22歳の誕生日を迎えるまでにこれより多くのゴールを記録したのは、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)、フランス代表FWキリアン・エンバペ(レアル・マドリード)、元ブラジル代表FWロナウド氏だけだという。
史上初の無敗優勝に大きく貢献し、ブンデスリーガMVPに輝いた昨シーズンに続いて、今シーズンも充実した序盤戦を過ごしているヴィルツ。ザルツブルク戦後には「POTMを獲得できたことは嬉しいが、最も重要なのは試合に勝ったことだ。試合開始直後からザルツブルクにプレッシャーをかけ続け、最後までペースを維持した。何をすべきか分かっていたし、プランを上手く実行できた」とコメントしている。
なお、レヴァークーゼンは現地時間12月10日に控える次節でインテルと対戦する。