“ダート界の王”との最終決戦 昨年2着の雪辱に燃える5歳馬がチャンピオンズCに挑む

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2024年11月27日 19:00  netkeiba

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JBCクラシックを制したウィルソンテソーロ(今年11月撮影、ユーザー提供:でめきんさん)
 JBCクラシックを制したウィルソンテソーロ(牡5、美浦・小手川準厩舎)が、チャンピオンズカップ(3歳上・GI・ダ1800m)でGI初制覇を狙う。

 ウィルソンテソーロは父キタサンブラック、母チェストケローズ、母の父Uncle Moの血統。デビュー当初は高木登厩舎、2戦目からは田中博康厩舎に所属し、未勝利から3勝クラスまで4連勝。続く名古屋城Sでは5着に敗れたが、その後小手川厩舎に転厩してから、かきつばた記念、マーキュリーC、白山大賞典と重賞3連勝。一気にダート路線のスターダムへと駆け上がってきた。その後はチャンピオンズC、東京大賞典、帝王賞とGI、JpnIで2着が3回。惜敗キャラが定着していたものの、前走のJBCクラシックを3角先頭から堂々の押し切り。これまでのうっ憤を晴らすような強い競馬で、悲願のビッグタイトルを獲得した。

 今回はJRA・GI初制覇がかかる一戦となる。前身のジャパンCダート時代も含め、これまでに同年のJBCクラシック覇者は17頭がチャンピオンズCに挑戦。勝ったのは07年のヴァーミリアンの1頭のみという苦戦を強いられている。ウィルソンテソーロはジンクスを克服し、ダート界の頂点に立つことができるか。昨年は直線一気の追い込みも“ダート界の王・レモンポップ”に届かずの2着だったが、今年はどんな立ち回りになるのか。このレースで引退を発表しているレモンポップとの最終決戦から目が離せない。

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