月の年金21万5000円「退職金の大部分を投資に回したが、半年後にリーマン・ショックが……」と語る68歳男性の苦労

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2024年11月27日 20:11  All About

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老後の心配事といえば、やはりお金。現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、東京都在住68歳男性のケースを紹介します。
金融庁の報告書に端を発して話題となった「老後2000万円問題」など、老後の心配事といえばやはりお金ではないでしょうか。もっと出世しておけばよかったと現役時代に後悔を持つ人もいるようです。

現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、東京都在住68歳男性のケースをご紹介します。

回答者プロフィール

回答者本人:68歳男性
同居家族構成:本人、妻(65歳)
居住地:東京都
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:1000万円
現在の資産:預貯金4500万円、リスク資産0円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:国民年金8年、厚生年金30年、私学共済10年

現在受給している年金額(月額)

老齢基礎年金(国民年金):6万5000円
老齢厚生年金(厚生年金):15万円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし

配偶者の年金や収入:なし

「年金だけでは生活ができない」

現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答した今回の投稿者。

その理由として「年金だけでは生活ができないから」と語っています。

ひと月の支出は約「30万円」。年金だけでは「毎月足りない」と回答されています。

「事務職のアルバイトで月13万円の収入」

現在も働いているそうで、年金で足りない支出については「アルバイトで得た収入」で賄っているという投稿者。

年金以外に「週3日の事務職で月12万〜13万円」の収入があるといいます。

とはいえ、年金生活においては「外食や旅行の回数を減らし、水道光熱費の節約」を心掛けているとあります。

「投資はもっと慎重になるべきであった」

現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「早期リタイア時の割増退職金の大部分を投資に回してしまったが、もっと慎重になるべきであった。退職半年後にリーマン・ショックで損失が発生して、元本まで戻すのに大変苦労した」と回答。

現在は「健康だが、今後は病気やケガでの急な支出や入院手術などが心配である」と不安な思いを語ります。

いっぽうで「たまに夫婦で外食や旅行、ジム通いをしている」と老後生活の楽しみも教えてくれました。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
(文:あるじゃん 編集部)

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