サクサクお金を増やすには? 「貯金上手」がやっている習慣3つ

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2024年11月27日 21:21  All About

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貯金といえば「我慢」や「苦労」というイメージがつきまとうもの。しかし、世の中には楽しく暮らしながらサクサク貯金をしている人がいるのも事実。そういう「貯金上手」たちは、どういう貯金習慣を持っているのでしょうか?

お金を増やす3つの「貯金習慣」

楽しくお金を使っているように見えるのに、貯金もしっかりできている。筆者の身近にはそんな「貯金上手」がけっこういます。

貯金といえば「我慢」や「苦労」というイメージがつきまとうもの。しかし、世の中には楽しく暮らしながらサクサク貯金をしている人がいるのも事実。そういう「貯金上手」たちは、どういう貯金習慣を持っているのでしょうか?

1:貯金したいお金を貯蓄用口座に自動で移し、引き出せなくする

まず、貯金上手な人の多くは、自動引き落とし型の貯金をしています。つまり、月に1回など定期的に、預金口座から貯蓄用の口座へと自動的に資金を引き落としているのです。

「自動引き落とし」の良いところは、貯金を受動的にできることです。

貯金が楽しい人もいるでしょうが、そうでない人にとって貯金は「苦痛」です。使おうと思えば使えるお金を、使わないのは「我慢する」ことであり、もどかしいものです。

楽しくない貯金を「能動的にやれ」と言われても、重い腰が上がらない人が大半でしょう。しかし、「嫌でも勝手に貯蓄用の口座に移動されてしまう」ようにすれば、わざわざ自分でやらなくても、自動的に貯金されていきます。自動化することで、パーッと使う前に貯金してしまうのです。

また、貯金にストイックな人は、あえて「引き出せなくなる」ところにお金を貯めます。iDeCoや生命保険、定期預金みたいに「いちどお金を入れたら引き出せない」ところに、定期的にお金を送金するのです。はじめは自由に使えるお金が減ってつらいかもしれません。しかし、続けるうちにだんだん慣れてきて、「お金がなくても楽しく暮らす」のに慣れてきます(笑)。

2:積み立て投資をする

貯金上手の人は、蓄えたお金を積み立て投資に回している人も多いです。筆者はiDeCoに貯めたお金はすべて日本株のインデックス投資に回しています。さいきんは配当をたくさん受け取れる上場投資信託(ETF)もあるため、筆者の周りでは、高配当株ETFに積み立て投資している人もけっこういます。

積み立て投資の良いところは、蓄えたお金が収入を生むため、貯金のペースを早めやすい点です。たとえば筆者は積み立て投資の配当収入が年25万円あります。この配当収入はそのまま貯金(再投資)に回しています。この配当収入は年々増えていますし、これからも増えていくと期待できます。

3:支出しない物事をはっきりさせる

貯金上手な人は自分にとって何が「大事」で何が「大事でない」をきちんと区別しています。だから、大事でないことは上手に諦めて、コストをカットできます。それと同時に、「自分にとって優先順位が高いこと」にはお金を使っているので、じゅうぶん幸せなのです。

たとえば、筆者はゲームが大好きなので、ゲームを買うお金はケチっていません。また、家族が大好きなので、すくなくとも年に2回は帰省するし、そのためのお金は惜しまないです。一方、それ以外はあまりお金を使いません。ブランドものの服は買わないし、都市部に住んでいるので車も買いません。まだ若いので家も買っておらず、安い家賃の家を借りて暮らしています。これらの物事にお金を使っても「すぐ飽きる」と分かっているので、必要最低限だけ使って、残りは貯金しています。高級な服や車、家は諦めているのです(笑)。

筆者の友人には、旅行が大好きな人がいます。彼女は「死ぬまでに世界中をめぐりたい」という夢があるのですが、その夢のためにけっこうお金を使っています。一方、旅行以外では質素に暮らしているので、貯金もできています。

筆者の周りの貯金上手は、みな「諦め上手」でもあります。欲しいものを何でも手に入れようとするのではなく、お金を使っても良いことと、使っちゃダメなことに、メリハリをつけるのです。

まとめ

以上をまとめると、筆者の周りにいる貯金上手には以下の3つの特徴があります。

・貯金を自動で引き落とし、引き出せなくする
・積み立て投資をする
・支出しない物事をはっきりさせる

この3つをまねするだけでも、あなたも貯金がはかどるようになると思います。実践できていないものがあるなら、取り入れてみてはいかがでしょう?

文:中原 良太(個人投資家・トレーダー)

18歳に株を始め、25歳でYahoo!株価予想達人で「ベストパフォーマー賞」を受賞。主に株式投資とマネー(お金)についての情報をSNSやYouTube、メルマガなどで発信。IQ上位2%のMENSA会員。
(文:中原 良太(個人投資家・トレーダー))

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