『大奥』『きのう何食べた?』などで知られる漫画家・よしながふみ氏の新連載『Talent―タレント―』が、本日28日発売の女性向け漫画誌『ココハナ』1月号にてスタートした。激動の芸能界を舞台に、よしなが氏が「才能とは何か」を描き出す意欲作で、物語は2000年から始まり、現在に至るまでの四半世紀以上の時間を濃厚に描いていく。
【画像】優しい絵のタッチ!芸能界に挑む若者4人 よしながふみ氏の新連載イラスト よしなが氏にとって、2022年11月から2023年7月に隔月連載で好評を博した『環と周』(集英社)以来の『ココハナ』連載となり、第2話は「ココハナ」2025年2月号(12月26日発売)、第3話は2025年7月号(2025年5月28日発売)に掲載。第4話以降は3ヶ月おきの掲載となる。
第1話は巻頭カラー含む40ページ掲載され、時は2000年6月。4人の新人俳優があるドラマを撮影するシーンから物語はスタート。輝かしい未来を信じて疑わない4人の若者に、共演の先輩女優、監督、プロデューサーが思うこととは…というストーリーが展開される。
■担当編集者のコメント
「『大奥』『きのう何食べた?』と名作を生み出してきたよしなが先生に執筆依頼のご相談に伺ったのがおよそ15年前。長年少しずつ打ち合わせを重ね、コロナ禍により取材が滞ったりもしましたが、このたびようやく最新作として読者のみなさまにお届けできることになりました。自身も表現者であるよしなが先生が、“才能=タレント”が作り出す光と闇に向き合い、新たな感動のドラマを描き出します。ぜひお楽しみください」
■よしながふみ氏プロフィール*
1971年東京都生まれ。94年『月とサンダル』(芳文社)でデビュー。以降『西洋骨董洋菓子店』(新書館)、『大奥』(白泉社)、現在連載中でテレビドラマ化や実写映画化もした『きのう何食べた?』(講談社)など、様々なジャンルの漫画誌でヒット作を生み出している。『大奥』は、手塚治虫文化賞マンガ大賞、日本SF大賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞(『きのう何食べた?』と同時受賞)など数多くの賞に輝き、2023年にはNHKでドラマ化。2022年11月から2023年7月にわたり、女性向け漫画誌『ココハナ』で『環と周』(集英社)を連載した。