面接マナーは応募者だけでなく面接官にも求められる。だが面接官の対応に不快な思いをした人も中にはいるようだ。大阪府の50代男性は、今も怒りが冷めやらぬ様子で、
「ハローワークから紹介状を書いていただいて面接に行った会社が本当にクズでした」
と、ある警備会社の面接を振り返った。
面接前から違和感があった男性。外観がガラス張りの派手な建物で、「これが警備会社か?」と疑問を感じた。社員の印象も良くなかった。(文:天音琴葉)
「働きたいならいつでも雇うよ」と言われたが、黙って帰った
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その警備会社は主に交通誘導を専門に行なっていた。男性には未経験の業界だったが、ハローワークの紹介状を持って面接に行ってみることに。会社に着くと、「面接に来た〇〇です」と名乗った。すると事前に連絡していたにもかかわらず、
「対応した社員は『この人、何しに来た人?』みたいな感じでの対応で、第一印象から良くありませんでした」
その後、社長と思われる人がやってきて、面接が始まるも……
「本来なら面接は会議室なり、他人が入ることができない場所で行うはずなのに、実施した場所は来客受付のカウンターで、しかもあろうことか社長は椅子に足を組んで面接をしていて、いかにも『働きたいなら雇ってやる』という上から目線的な態度で、ますます怒りが込み上げてきました」
途中のやりとりはほとんど記憶にないが、最後にその社長らしき人物が「働きたいならいつでも雇うよ」と言ったことは覚えているそう。しかし男性は、黙ってその会社をあとにした。
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「会社のHPを見ると、社員旅行で韓国やハワイに行ったりした写真が出ていましたが、これもいわゆる『居心地のいい会社ですよ』というアピールみたいなものだと思います。あんな最低な会社は見たことありませんでした」
出だしから違和感の連続だったから、辞退して正解だっただろう。
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