リヴァプールに所属するアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターが、レアル・マドリード撃破の喜びを語った。27日、欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第5節が27日に行われ、リヴァプールは本拠地『アンフィールド』にレアル・マドリードを迎えた。相手GKティボー・クルトワの好セーブもありスコアレスで前半を終えたものの、52分にマック・アリスターが細かいパス交換からシュートを決めて先制に成功。76分にはコーディ・ガクポが追加点を挙げ、2−0で開幕5連勝を飾った。この結果、決勝トーナメントプレーオフ進出圏の24位以内が確定している。
最多15度の欧州制覇を誇る昨シーズンの“王者”を相手に完勝を収めたリヴァプール。レアル・マドリード戦での勝利は、2008−09シーズンのCLラウンド16セカンドレグ以来、実に15年ぶりとなっている。貴重な先制ゴールをマークし、UEFAによるプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選出されるなど、勝利の立役者となったマック・アリスターは次のように喜びを語っている。
「レアル・マドリードのようなチームとの対戦でゴールを決めるのは、いつだって嬉しいことだ。でも、最も重要なのは僕たちが試合に勝ったことだよ。本当に良い形で勝てたと思う。試合を支配したし、勝利に値した。(クィービーン・)ケレハーを必要とする場面も何度かあったが、彼がそこにいてくれたことに感謝しているよ。僕たちはパフォーマンスに満足しているし、それが重要なことだ。これからも続けていきたい」
公式戦15試合負けなしと波に乗るリヴァプールは、今週末に控えるプレミアリーグ第13節でマンチェスター・シティと対戦。CLの次節は現地時間12月10日のジローナ戦となっている。
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