兵庫県加古川市で2007年、小学2年だった鵜瀬柚希さん=当時(7)=が刺殺された事件で、殺人容疑で再逮捕された勝田州彦容疑者(45)が再逮捕前の任意聴取に対し、「好みの女の子を探していた」という趣旨の供述をしていたことが28日、捜査関係者への取材で分かった。女児を物色していたとみられるという。
勝田容疑者は再逮捕後の調べに黙秘している。県警加古川署捜査本部は同容疑者と柚希さんに面識はなかったとみて捜査している。
捜査関係者によると、今年5月、別事件で服役していた同容疑者から任意で事情聴取を開始。聴取を重ねる中、同容疑者は柚希さん刺殺事件への関与を認め、「好みの女の子を探していた」という趣旨の供述をしたという。