「コンセント接続部のホコリを掃除しないと、発火事故につながる可能性がある」――製品評価技術基盤機構(NITE)は11月28日、大掃除の機会に配線器具まで掃除してほしいと呼び掛けた。
NITEに通知があった2019〜23年度の製品事故情報のうち、配線器具の事故は153件。うち調査が完了した事故の中で、使い方や設置状況が関係しているものが約4割あり、ほこりがたまっていたなど掃除をおろそかにしていたことによる事故も発生しているという。
事故を防ぐため、大掃除の機会に配線器具周りも掃除し、水分がかからないようにするとともに、電源プラグが変形していないか確認すること、電源コードを引っ張る、机や椅子の脚で踏むなど、無理な力が加わった形跡を確認する、接続可能な最大消費電力を超えて使っていないか確認するといったチェックを推奨している。
また、異常発熱や異臭など、異変を見つけたら直ちに使用を中止するよう呼び掛けている。
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