写真 首もとを温めてくれるだけでなく、コーディネートに立体感をプラスしていいアクセントになってくれるマフラーやストール。気温がグッと下がるこれからの季節にお気に入りの1枚があると心強いのだけれど、「気づけばいつも同じ巻き方をしている」なんてことも――。
とは言っても、オシャレな巻き方は何がどうなっているのかわからないし……難しそう。そこで今回は、ファッション系サイトやSNSの投稿などを参考に難易度別・3パターンの巻き方に挑戦してみようと思います。
ここでは幅42×全長238cm(フリンジ含む)/ポリエステル製のストールを使用
◆巻き方1:「バック巻き」・・・難易度★☆☆
まずは、簡単そうな「バック巻き」から。
首もとにボリュームを出せるこの巻き方の特徴は、結び目がうしろにくること。両端がダラッと垂れてこないので、邪魔になりにくい巻き方です。どちらかというと、カジュアルなコーデと相性が良さそう。
(1)マフラーまたはストールを首にかけ、グルッと一周巻く。
(2)左右に垂らしたマフラーの端を正面で交差させ、ひとつ結びをする。
(3)結び目をうしろに回転させ、首もとのボリューム感を調整したら完成。
完成後、自分では結び目が見えないので、マフラーの両端の長さやバランスをしっかり整えてから回転させるのがポイント。
◆巻き方2:「ニューヨーク巻き」・・・難易度★★☆
次も、比較的簡単そうな「ニューヨーク巻き」。
「ニューヨーク巻き」は正面で結び目を作るため、襟もとや胸もとがスッキリした洋服との相性が良いそう。ほど良いボリューム感があり、エレガントな印象を与えてくれるため、キレイめはもちろん、カジュアルなコーデに合わせた場合でも品良くアップデートできる巻き方です。
(1)マフラーの片側を長めにして、首にグルッと一周巻く。
(2)長いほうが短いほうの前にくるように交差させ、胸の前でひとつ結びをする。
(3)端が平らになるように形を整えたら完成。
ひとつ結びをしたあとも、長いほうが前にくるように調整するとまとまりが良くスッキリした印象です。
◆巻き方3:「ウィンディ巻き」・・・難易度★★★
最後は、不器用な筆者には少し難しかった「ウィンディ巻き」。
首まわりにボリュームがたっぷり出るため、小顔効果を狙える巻き方です。ふんわり温かいだけでなく、手の込んだ巻き方をするため形が崩れにくいのも特徴のひとつで、自転車に乗るときや風が強い日でもほどけにくいのが◎!
(1)マフラーを半分に折って首にかけ、片側に輪を作る。
(2)反対側のマフラーの下の1本だけを手で持ち、輪の中に通す。
(3)輪を軽く引っ張ったら外側に向けてねじり、もう1個の輪を作る。プロセス2のときに上にあった1本を差し込む。
(4)マフラーの端を下に引っ張り、形を整えたら完成。
プロセス3の外側に向けて輪を作るところが難しく感じましたが、大事なのは慣れ。マフラーのたるませ具合や、手の動かし方のコツをつかむことができれば時間をかけずに結べるはず!
以上、マフラー・ストールの巻き方3パターンに挑戦してみました。同じマフラーでも巻き方次第で印象が変わるので、その日のファッションや気分によっていろいろ試してみるのも良いですよね。
<文/高木沙織>
【高木沙織】
「美」と「健康」を手に入れるためのインナーケア・アウターケアとして、食と運動の両方からのアプローチを得意とする。食では、発酵食品ソムリエやスーパーフードエキスパート、雑穀マイスターなどの資格を有し、運動では、骨盤ヨガ、産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、Core Power Yoga CPY®といった資格のもと執筆活動やさまざまなイベントクラスを担当。2021年からは、WEB小説の執筆も開始。Instagram:@saori_takagi