MF坂元達裕が所属するチャンピオンシップ(イングランド2部)のコヴェントリーは29日、新たな指揮官にフランク・ランパード氏が就任したことを発表した。クラブ公式サイトで伝えている。
リーグ戦で17位と低迷が続き、7日にマーク・ロビンズ監督を解任していたコヴェントリー。次期監督の人選に注目が集まっていたが、ランパード氏に白羽の矢が立った。契約期間は2年半と発表されている。
現役時代に所属したチェルシーで公式戦648試合に出場し、MFながらクラブ歴代最多の211得点を誇るランパード氏は、2017年2月の引退後に指導者へ転身。2018年から約1年間ダービー・カウンティ(英2部)で監督を務めると、2019年7月から2021年1月までチェルシー、2022年1月から2023年1月までエヴァートン、そして2023年4月から約1ヶ月再びチェルシーを指揮。その後は無所属の状態が続いていた。
コヴェントリーのオーナーを務めるダグ・キング氏は「フランク・ランパードが私たちのクラブの監督就任に合意してくれて非常に嬉しい。フランクはチャンピオンシップで経験を積み、このリーグで成功するために必要なことをよく理解している。チェルシーやエヴァートンでの経験は、我々の才能豊かな選手たちに、クラブが目指しているトップレベルで成功するために必要な明確なビジョンをもたらしてくれるだろう」とコメントを伝えた。
2019年以来となるチャンピオンシップの戦いに挑むランパード新監督。なお、現地時間28日の午後には就任会見が予定されているという。