モバイルバッテリーも付いた「両手で使えるカイロ」が人気、理由は?

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2024年11月29日 06:21  ITmedia ビジネスオンライン

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繰り返し充電で使えるエコなシェアカイロ

 家電や生活雑貨などを手掛けるライフオンプロダクツ(大阪市)の“あったかグッズ”が好調だ。特に売れているのが、8月23日に発売した「両手で使えるシェアカイロ モバイルバッテリー機能付 -Premium WOOD-」(4378円)である。


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 同製品は、マグネットでとどめた本体を2つに分けて温もりとモバイルバッテリー充電機能をシェアできるカイロ。アクセントにあしらったスタイリッシュな木目柄のデザインは、大日本印刷との協業で実現した。


 カラーラインアップはホワイトウッドとグレージュウッドの2種類。USBコード(Type-C)で約4時間満充電した場合、温度強(55度)で最大3.5時間、温度弱(45度)で最大6.5時間使える。


 サイズは91(幅)×35(高さ)×58(奥行き)ミリ、重さ152グラム。内側にはミラーが付いているので、身だしなみチェックに使う人も多いようだ。電源はダブルクリックでオンになる仕様のため、「持ち運び時にバッグの中で電源が入ってしまった」といった誤作動を防げるようにした。


●販売台数1万2000台を突破、開発のきっかけは?


 8月の発売から、約3カ月で販売台数は1万2000台を突破(11月26日現在)。担当者に開発背景について聞くと「冬に外で『寒い』と感じるとポケットに手を入れることがあるが、既存のカイロの場合、ポケットに手を入れた状態で暖まるのは片手だけ。『同時に暖められたらいいのに』といったジレンマを解消できればと思い、両手で使えるカイロを開発した」という。


 ユーザーからは「2つに分かれるので、片方はカイロ、片方はモバイルバッテリーとして使えて便利そう」「内側がミラーになっているので、スマホのインカメラを取り出さなくても、カイロを持ったままささっと身だしなみが整えられるのがうれしい」といった声が寄せられている。



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