日経平均株価が3万円台を回復するなど、好調な動きを見せる日本の株式市場。みなさんは現在の株価をどう思いますか。不動産情報メディア『幸せおうち計画』を運営する株式会社AZWAY(東京都豊島区)が実施した調査によると、半数以上の人が「現在の日本の株価は高いと思う」と回答したことがわかりました。その一方で、「最近の株価上昇が生活に悪い影響があった」と答えた人が1割ほど見られたそうです。
調査は、全国の10〜60代以上の男女500人を対象として、2024年7月〜9月の期間にインターネットで実施されました。
調査の結果、「株式投資をしている」と答えた人は全体の56.8%。これを年代別に見ると、社会人として新たな人生のステージが始まる20代から投資人口が増えていることがわかりました。
続いて、「現在の日本の株価」について聞いたところ、「高いと思う」(高すぎると思う15.6%、やや高いと思う39.8%)と答えた人が55.4%、「適正だと思う」が28.2%、「安いと思う」(安すぎると思う4.2%、やや安いと思う12.2%)が16.4%という結果になりました。
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一方、「1年後の日本の株価の変化」については、「1〜10%上昇する」と「1〜10%下落する」がいずれも31.1%となり、「あまり変わらない」と答えた人も25.1%と、予測の難しさがうかがえる結果となっています。
最後に、「最近の株価上昇が生活に与えた影響」について聞いたところ、「良い影響があった」(とても良い影響があった4.2%、良い影響があった21.2%)と答えた人は25.4%、「変わらない」は62.2%、「悪い影響があった」(悪い影響があった3.0%、やや悪い影響があった9.4%)は12.4%という結果になりました。
回答者からは、「株が上がっても生活にはよい変化はないし、賃金なども上がるどころか下がっていて、株主だけの利益を重視しているように思う」(40代女性)などの声が聞かれたそうです。
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