マンチェスター・ユナイテッドを率いるルベン・アモリム監督が、サポーターへの感謝を口にした。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。
ヨーロッパリーグ(EL)・リーグフェーズ第5節が28日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドはボデ・グリムトと対戦。試合開始早々1分にアレハンドロ・ガルナチョが先制点を決めると、19分と23分に立て続けに失点して逆転を許したものの、45分にラスムス・ホイルンドが同点弾をマーク。さらに、50分にはホイルンドが勝ち越しゴールを奪い、3−2で勝利を収めた。
なお、アモリム監督にとっては初陣となった24日のプレミアリーグ第12節イプスウィッチ戦は1−1のドローに終わっていたことから、本拠地『オールド・トラッフォード』での初戦となったこの試合で勝利を収めたことで、マンチェスター・ユナイテッド就任後初白星を手にした。
試合後、アモリム監督はイギリスメディア『TNT Sports』で「誰もが見ているようにいい瞬間と難しい瞬間があった。最後には結果を維持しようと混乱もあったが、選手たちは素晴らしい仕事をした。彼らは走って、プレッシャーをかけ、この3日間で取り組んできたことを実行しようとし、私たちは勝利を収めた」と振り返りながら、次のように続けた。
「本当に大変な試合だった。私たちはいいスタートを切ったけど、その後2回の切り替えのところで2失点を喫した。それでも、選手たちが自分たちのプレーを続けたことは気に入っている。ボールを奪うこともあったが、過去にはボールをあまりにも多く失うという問題もあった。考え方はボールを保持するというものだ。彼らは本当に努力しており、私たちは勝利に値したと思うよ」
また、本拠地『オールド・トラッフォード』での初戦となったことにアモリム監督は「スタジアムにいる半分の人は私のことをよく知らない。私はポルトガルから来て、このクラブではまだ何も成し遂げていない。それなのに、彼らは私がホームにいるように感じさせてくれた。この気持ちはキャリアが終わるまで持ち続けたいと思う」と歓迎したサポーターへの感謝を語った。
【ハイライト動画】マンチェスター・ユナイテッドvsボデ・グリムト