バルセロナに所属するスペイン代表FWラミン・ヤマルが戦列復帰に近づいてるようだ。28日、スペイン紙『アス』が伝えている。
現在17歳のヤマルはシャビ・エルナンデス前監督の下でバルセロナの主力に定着し、ハンジ・フリック監督が就任した今シーズンもここまで公式戦16試合の出場で6ゴール8アシストをマークするなど躍動。しかし、5−2で勝利したチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第4節ツルヴェナ・ズヴェズダ戦で右足首を負傷し、以降は国際Aマッチも含めて欠場が続いている。
バルセロナでは直近3試合を欠場しているヤマルだが、順調に回復しており、すでに戦列復帰の目処が立っているようだ。この度『アス』が報じたところによると、同選手は現地時間28日午前中に行われたグループ練習に合流し、他の選手たちとともに汗を流したとのこと。早ければ現地時間30日に控えるラ・リーガ第15節ラス・パルマス戦でピッチへ戻ってくる可能性があるという。
バルセロナはラ・リーガでここまで11勝1分2敗という成績を残し、第14節終了時点で首位に立っている。しかし、ヤマルが欠場した直近2試合は、日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダに完封負けを喫し、セルタに2点差を追い付かれるなど勝ち点を落としている。再び勢いに乗りたい同クラブにとって、崩しの切り札たるヤマルの復帰は朗報だろう。
また、コパ・アメリカ2024で右ハムストリングを負傷し、手術に踏み切ったウルグアイ代表DFロナルド・アラウホと、同じくハムストリングの負傷で10月から戦列を離れているスペイン代表FWフェラン・トーレスについてもすでにグループ練習への合流を果たしている模様。前者の具体的な復帰時期は定かではないが、後者についてはヤマルと同じく今週末のラス・パルマス戦で起用される可能性があるようだ。