スマートフォン大手の中国OPPOは11月29日、同社のハイエンドスマートフォン「OPPO Find X8」を発表した。日本向けとしては約3年半ぶりのハイエンドモデルで、Hasselbladと共同開発したカメラを搭載しているのが大きな特徴。
【画像を見る】カメラは名門・ハッセルブラッドと共同開発(全5枚)
Find X8は6.6インチのAMOLEDディスプレイを搭載し、解像度は2760×1256ピクセル。リフレッシュレートは最大120Hz、最大輝度は1600nitに対応する。プロセッサはMediaTek Dimensity 9400、メモリは16GB、ストレージは512GB。OSはAndroid 15ベースのColorOS 15を搭載している。生体認証はディスプレイ指紋認証と顔認証に対応する。
スウェーデンの老舗カメラメーカーHasselbladと共同開発したトリプルカメラは、メイン、超広角、望遠の全てに5000万画素センサーを採用。レンズはメインカメラでF1.8、超広角カメラはF2.0で画角120度。F2.6で光学3倍の望遠カメラは、世界初のW型プリズム望遠レンズを開発。通常の望遠カメラよりもセンサーを大型化でき、X8では1/1.95インチのセンサーを搭載した。デジタルズームは最大120倍。フロントカメラは3200万画素(F2.4)を搭載する。
バッテリー容量は5630mAhで、80W SUPERVOOCによる急速充電に対応し、約58分でのフル充電が可能だ。また、50Wのワイヤレス充電にも対応している。-20℃の環境下でも充電可能なシリコンカーボン素材を採用し、グラファイトシートと大型ベイパーチャンバーによる冷却システムも備える。
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IP68およびIP69の防水・防塵性能を備え、80℃の熱湯噴射にも耐える設計となっている。ディスプレイには Corning Gorilla Glass 7iを採用し、米軍MIL規格とSGSの耐衝撃テストをクリアしている。本体サイズは74×157×7.9mm、重量は約193g。カラーはスターグレーとスペースブラックの2色を用意している。
セキュリティアップデートを6年間、OSバージョンアップを4回保証。通信面ではWi-Fi 6(IEEE802.11ax)、Bluetooth 5.4に対応し、デュアルSIMとeSIMをサポートする。なお、NFCには対応するが「おサイフケータイ」には非対応。
発売は12月2日を予定しており、KDDI(au +1 collection)やIIJmioの他、各家電量販店、ECサイトで販売する。参考までにAmazon.comでの価格は12万7091円。
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