ラグビーの関東大学対抗戦で6年ぶり優勝、17年ぶりの全勝優勝が懸かる早稲田大が「フルスロットル」で伝統の一戦に向かう。
100回目を迎える定期戦の明治大戦(12月1日午後2時、東京・国立競技場)へ、11月29日は東京・上井草の練習場で調整。他チームに左右されず、勝利、引き分け、7点差以内の敗戦でも、自力での対抗戦制覇が決まる。就任4季目の大田尾竜彦監督(42)は「明治さんは前半の最初からすごくギアを上げてくるだろう、と学生たちも思っている。それに対して『フルスロットル』という言葉を使い、気持ちの面も徐々に高まりつつあり、変な気負いもなく集中している状態です」と状態を明かした。
先発はフッカー佐藤健次主将(4年=桐蔭学園)を筆頭に、売り出し中のSO服部亮太(1年=佐賀工)、日本代表FB矢崎由高(2年=桐蔭学園)ら盤石の布陣。経験豊富なSH宮尾昌典(4年=京都成章)らが控えで出番を待つ。相手はSOに萩井耀司(1年=桐蔭学園)を起用し、司令塔はルーキー対決となる。大田尾監督は「本当に相手が(前戦の布陣と)変わって、2日で何かできるということもない。しっかりと用意したこと、1年間積み重ねてきたことを出すだけかなと思います」と力を込めた。【松本航】
◆早大メンバー
〈1〉杉本安伊朗(2年=国学院久我山)
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〈2〉佐藤健次(主将、4年=桐蔭学園)
〈3〉亀山昇太郎(4年=茗渓学園)
〈4〉西浦剛臣(4年=ハミルトンボーイズ)
〈5〉米倉翔(2年=修猷館)
〈6〉城央祐(1年=桐蔭学園)
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〈7〉田中勇成(3年=早稲田実)
〈8〉鈴木風詩(4年=国学院栃木)
〈9〉細矢聖樹(4年=国学院栃木)
〈10〉服部亮太(1年=佐賀工)
〈11〉池本晴人(2年=早稲田実)
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〈12〉野中健吾(3年=東海大大阪仰星)
〈13〉福島秀法(3年=修猷館)
〈14〉田中健想(1年=桐蔭学園)
〈15〉矢崎由高(2年=桐蔭学園)
〈16〉安恒直人(4年=福岡)
〈17〉山口湧太郎(3年=桐蔭学園)
〈18〉新井瑛大(2年=大阪桐蔭)
〈19〉若松泰佑(4年=早稲田実)
〈20〉清水健伸(2年=国学院久我山)
〈21〉宮尾昌典(4年=京都成章)
〈22〉黒川和音(3年=茗渓学園)
〈23〉鈴木寛大(2年=倉敷)
◆明大メンバー
〈1〉桧山蒼介(2年=尾道)
〈2〉西野帆平(3年=東福岡)
〈3〉倉島昂大(4年=桐蔭学園)
〈4〉田島貫太郎(4年=東福岡)
〈5〉佐藤大地(4年=国学院栃木)
〈6〉最上太尊(3年=仙台育英)
〈7〉福田大晟(4年=中部大春日丘)
〈8〉木戸大士郎(4年=常翔学園)
〈9〉柴田竜成(3年=秋田工)
〈10〉萩井耀司(1年=桐蔭学園)
〈11〉白井瑛人(1年=桐蔭学園)
〈12〉平翔太(3年=東福岡)
〈13〉秋浜悠太(4年=桐蔭学園)
〈14〉安田昂平(4年=御所実)
〈15〉金昂平(4年=大阪朝鮮高)
〈16〉金勇哲(4年=大阪朝鮮高)
〈17〉伊藤潤乃助(3年=常翔学園)
〈18〉山口匠(2年=流通経済大柏)
〈19〉物部耀大朗(2年=中部大春日丘)
〈20〉藤井達哉(2年=東福岡)
〈21〉登根大斗(4年=御所実)
〈22〉伊藤龍之介(2年=国学院栃木)
〈23〉海老沢琥珀(2年=報徳学園)
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