人体に有害な可能性が指摘されている有機フッ素化合物「PFAS」。環境省などが行った全国の水道事業者に対する調査で、およそ2割の水道事業でPFASが検出されたことが分かりました。
今年度は、国が定める水質管理の「暫定目標値」を超えたところはなかったものの、検査を行った全国1745の水道事業のうち、富山県を除く46都道府県の332の事業でPFASが検出されたということです。
また、環境省が求めている水質検査を2020年度以降、一度も行っていない事業が4割ほどあり、環境省などは「検査をするよう呼びかけていく」としています。