KinKi Kidsの堂本光一が29日、東京・帝国劇場でミュージカル『Endless SHOCK』大千穐楽を迎え、丸24年の歴史に幕を下ろした。初演から上演されてきた同劇場は来年2月から建て替えのため休館に。カーテンコールでヒロイン・リカを演じた中村麗乃(乃木坂46)が今作への思いを明かした。
【写真】お疲れ様でした…!大きなバラ束とくす玉で労われた堂本光一 2年連続でリカを演じた中村は「初めて、帝国劇場に立たせていただいたのが『SHOCK』で『SHOCK』は私の夢を2つかなえてくれた、とっても大事な、思い出のある、私にとっても大きな作品だとすごく思っていて…」と控えめに明かす中村に、光一は「その2つとは?言わんの?」と深堀り。「マツ(松崎祐介)に会えたこととか…」ととぼける光一に中村が「違います」と即否定すると、大ショックの表情を浮かべた松崎。会場からは大爆笑が起こった。
改めて「今の帝国劇場に立つということと、憧れてきた女優さんがやられていた役をやりたいという思いがあったので…」と少し言葉を詰まらせた中村に、光一は「神田沙也加ちゃんだよね。リカをやってくれてたからね」と優しくアシスト。
泣きそうにながら「はい」と応えた中村は「大きな2つの夢を『SHOCK』はかなえてくださって、こうして千秋楽をみなさんと迎えさせていただいて本当にたくさんの方に感謝の気持ちと、ありがとうございますの気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました!」と感謝を込めた。
この日はほかにも、ライバルを演じた上田竜也(KAT-TUN)、ふぉ〜ゆ〜(福田悠太、辰巳雄大、越岡裕貴、松崎)、松尾龍(SpeciaL)、松浦銀志、中村麗乃(乃木坂46)、前田美波里らカンパニーの面々が見守り、今年出演した佐藤勝利や寺西拓人、高田翔、原嘉孝、林翔太、室龍太、Wキャストの綺咲愛里、島田歌穂らも駆けつけ、一人ひとりがあいさつ。異例の60分を超えるカーテンコールに、客席からは万雷の拍手が贈られた(※中山優馬はスケジュールの都合で不在)。