日本能率協会総合研究所は11月27日、単身世帯の男女に向けて実施した「メニューからみた食卓調査2024《単身世帯編》」の結果を発表した。調査は7月19日〜24日、20歳〜69歳の男女1,200人を対象に行われた。
まず、料理は素材から手作りするという人の割合は、男性では3割強、女性では4割半となった。
出来合い品を上手に活用しているという人は、男性7割強、女性では7割弱となっている。特に、男性60代が8割を超え、高い傾向が見られた。
できるだけ調理時間を短縮する事を心がける「時短」志向の強さは、男女ともに8割超となっている。女性30代では約9割にのぼった。
次に、朝・昼・夜の食事シーンにおける食事を準備する気持ちについて尋ねてみた。その結果、総じて「便利な市販品利用」の意識が強い傾向がある事が分かった。中でも、平日朝食が強く、休日夕食では比較的弱くなっている。
夕食メニューの心がけは、男女ともに「自分の好み」がいずれも6割強と最も高く、次いで「簡単メニュー・手軽に作れる」や「節約メニュー・安い食材」が3割台で続いている。(フォルサ)