元乃木坂46の山崎怜奈(27)は30日、日本テレビ系「ウェークアップ」(土曜午前8時)に出演し、オーストラリアの議会が、16歳未満の子どもによるSNS利用を禁止する法案を可決したことについて「ただ単純に禁止、制限というのは限界がある」と指摘した。 今回禁止されることになったのは、インスタグラムとフェイスブック、TikTok(ティックトック)、X(旧ツイッター)などで、深刻な違反をした事業者には最大4950万豪ドル(約48億円)の制裁金が科される見通し。法案は連邦総督の裁可を経て正式に成立し、1年間ほどの準備期間をへて施行される見通し。
山崎は今回の法案可決に関してコメントを求められ「ただ単純に禁止、制限というのは限界がありますよね。それこそ、親のアカウントをへて入ってくるものもありますし」と、一方的に禁止することの効果に疑問を呈した。
その上で、2019年に東京・池袋で起きた乗用車暴走事故で妻子を亡くした松永拓也さん(38)に対し、脅迫するメールを送った疑いで、横浜市の中学3年の女子生徒(14)が警視庁に書類送検されたことに触れながら「池袋の暴走事故の遺族を脅迫していたのも、14歳の女子中学生だったというところもみると、あらためて『囲ってしまう』のではなく、ネットリテラシーを個々につけさせるという教育現場での対応なのか、家庭での話し合いなのか、そういった方針にした方がいいのかなと思う」と訴えた。
「(SNSは)もうあるものなので、それをない、という風につぶすのは無理だと思います」とも指摘した。
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