公選法違反容疑で逮捕された医師田淵正文容疑者(66)の陣営は、女性運動員が選挙期間中、丈の短いスカートなど露出度の高い服装でビラ配りに参加する様子をSNSに投稿。「レンタル彼女」「受注案件」などの言葉も添えられていたため、「選挙活動としてふさわしくない」との声が上がるなど、X(旧ツイッター)上で物議を醸した。
関係者によると、田淵容疑者は選挙期間以外も、自身の顔写真を貼り付けた街宣車で自身の選挙区内をたびたび走行。自分の名前を連呼し、「がんを克服します」などとアナウンスを繰り返していた。東京都目黒区長選にも立候補したことがある同容疑者について、同区議は「当選目的ではなく、医師としての自分を宣伝したかったのではないか」と語る。
東大医学部出身の内科医で、目黒区で消化器クリニックを経営していた。資産家として知られ、区内にビルなど複数の不動産を所有していたという。