俳優の齋藤潤(17)が30日、東京・多摩市内のパルテノン多摩で行われた「第16回TAMA映画賞授賞式」に登壇し、最優秀新進男優賞を受賞した。
齋藤は「カラオケ行こ!」「瞼の転校生」などの受賞作品に参加。「カラオケ行こ!」では主人公のヤクザ・成田狂児(綾野剛)に歌を指導することになる思春期の合唱部部長の中学生・岡聡実を演じた。
今年は出演作が5本公開され「すごく幸せでした。役を愛する大切さ、その責任、自分自身の弱さを教えてくれる1年になりました」と話した。共演した綾野について「強く愛にあふれた方で、本当に本当にかっこいいという思いがずっとあります。ずっと隣にいてくださって、支え続けてくださり本当に感謝しかありません」と伝えた。
オーディションで同役を勝ち取り、X JAPANの「紅」を熱唱するシーンも。「原作を読んでそのシーンの重要さを感じていました。毎日のように歌の練習の場を設けていただき感謝しています。とても難しかったです」と振り返った。
SixTONES松村北斗(29)も同賞を受賞し、ビデオメッセージを寄せた。受賞作「夜明けのすべて」の撮影を振り返り「いっぱい会話を重ねて、試して、少しずつ積み上げていった作品。こうした賞をいただいて大きな達成感があります」と喜びをあらわにした。今後演じてみたい役については「未来人みたいな…。これってああだよね、こうだよねとは話し合いながら作っていける、空想のものをやれたら楽しそうだなと思います」と笑顔で話した。
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