今回は、200万円を1年間、金利0.35%の定期預金に預けた場合の利息についてです。
Q:金利0.35%の定期預金に1年間、200万円を預けたら利息はいくら?
「金利が0.35%の定期預金に1年間、200万円を預けたら、満期に利息はいくらもらえますか?」(30代)A:税引き前の利息は7000円、税引き後は約5578円受け取れます
今回は、金利0.35%の定期預金に、200万円を1年間預けたときの利息について解説します。定期預金に預けた利息には、20.315%の税金(所得税+所得税の額の2.1%相当額(復興特別所得税として令和19年12月31日まで))が引かれます。把握しておきましょう。
では、200万円を金利0.35%で1年間預けた場合に、実際に受け取れる金利を計算してみると以下のようになります。
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税引き後受取利息=7000円−(7000円×20.315%(0.20315))=5577.95円≒5578円
つまり200万円を金利0.35%で1年間預けて得た利息7000円から、所得税等の税金が引かれ、約5578円の利息が受け取れるということになります。
なお、定期預金の満期前に途中解約してしまうと、金利が普通預金の金利となり、定期預金の金利よりも低くなってしまいます。満期日が到来するまでの期間は、使う予定のないお金を預けるようにするといいと思います。
監修・文/深川 弘恵(ファイナンシャルプランナー)
都市銀行や保険会社、保険代理店での業務経験を通じて、CFP、証券外務員の資格を取得。相談業務やマネーセミナーの講師、資格本の編集等に従事。日本FP協会の埼玉支部においてFP活動を行っている。
(文:All About 編集部)