AZWAYは、「コスパの良さそうな都道府県」についてのアンケート調査結果を11月26日に発表した。同調査は2024年7月24日〜9月21日の期間、10代から60代以上までの588人を対象にインターネットを用いて行われた。
住んだらコスパが良さそうな都道府県について聞いたところ、1位「北海道」(55人)、2位「福岡県」(47人)、3位「東京都」(45人)という結果になった。
1位「北海道」を選んだ人からは、「新鮮な食材を手頃な価格で手に入れることができそう」や「家賃や物価が住んでいるところよりも安い」などの声が上がっている。美味しい海鮮や新鮮な野菜、豊富な乳製品と北海道の食に魅了されている人が多く、住めば毎日手頃な価格で美味しい食材を食べられることに魅力を感じている人が多いことがわかった。
続いて、コスパが良いと思う都道府県について男女別にランキング化したところ、女性では1位が「北海道」、次いで「福岡県」、「千葉県」と続いた。また、男性では1位が「東京都」、2位「北海道」、3位「沖縄県」という結果になっており、男女で選んだ県が全くことなっていることがわかった。
ただ、「北海道」「埼玉県」「福岡県」はどちらのランキングにも入っており、男女ともにコスパに魅力を感じていることがわかった。
年代別でみたところ、どの年代にも共通点はみられないという結果になった。ただ、30代以下の世代で「東京都」を選んだ人は少なく、東京都にコスパで魅力を感じている人は40代、50代の人であることがわかった。また、20代・30代では「東京都」よりも「埼玉県」にコスパ的な魅力を感じている人が多いことがわかった。
最後に、実際に住んでいる都道府県のコスパについて尋ねたところ、50%〜100%の満足度の人が約75%であることがわかった。最多は、「50%」の満足度の人で19%、2番目は「80%」(18.2%)、3番目は「70%」(17.5%)という結果になった。
また、コスパが良いと思う都道府県ランキングで上位3位だった「北海道」「福岡県」「東京都」のコスパへの満足度について分析したところ、福岡県の満足度が非常に高いことがわかった。全員が50%以上満足しており、80%以上満足している人は4割を超えている。
他に、「北海道」を見てみると、50%〜100%の満足度の人が8割以上となっており、平均より満足度が高いことがわかる。一方、東京都は50%以下の満足度の人が37.6%となっており、平均と比べてコスパへの満足度が低いことがわかった。(蒲生杏奈)