俳優・天海祐希が主演する実写映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』(12月13日公開)を先に鑑賞した原作者の廣嶋玲子氏(作)とjyajya氏(絵)からコメントが到着した(※コメントの全文は下段にあり)。
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児童小説「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズは、老若男女、幸運な人だけが辿り着ける、ふしぎな駄菓子屋“銭天堂”を舞台に、願いが叶う「ふしぎ駄菓子」を買った人々の顛末が描かれる。
映画化発表がされた6月には、「撮影現場で見た天海さんが紅子そのものですごかった!」「完成が待ち遠しい」と温かいコメントを寄せた原作者の2人。今回いち早く、本編を鑑賞し、廣嶋氏は「私が思い描いているとおりの『銭天堂』が、映画の中にある!こんなうれしいことが、またとありましょうか。一人の観客として、この映画には引きこまれました」とコメント。
jyajya氏は「本の中から銭天堂の世界が現実に現れたようで、とても感動しました。紅子役を演じられた天海祐希さんからは、堂々としたたたずまいや人を引きつけるオーラが紅子さんにピッタリだと思いました」と絶賛している。
また、実写映画版とアニメ版がコラボレーションした劇場マナーCMがイオンシネマ(シアタス心斎橋を除く)で上映中。アニメ版は2020年9月からNHK Eテレ放送中(毎週金曜 後6:40)。
劇場マナーCMは、「イオンシネマへようこそ!ただし、楽しい映画体験になるかならないかは、お客様のマナー次第でござんす!」と、紅子(天海)の“銭天堂”らしい台詞から始まる。そこからは、アニメ版の金色の招き猫たちがスクリーンをジャック。アニメパートは、テレビアニメの制作チームが、今回のためにオリジナルで描きおろした。
本作に登場する金色の招き猫は、お客様が“銭天堂”の駄菓子を使って満足するともらった硬貨から変身し、その後は“銭天堂”の地下の工房でお菓子作りや箱の組み立てなどをして働く紅子にとって大切な存在。そんな金色の招き猫たちのリーダー「こがね」を中心に「こはく」「きゃらめる」の3匹で劇場の鑑賞マナーを教えてくれる。
携帯電話を操作してしまう「こはく」、劇場でたい焼きを持ちこんで食べてしまう「きゃらめる」が身をもってアドバイス。マナーを守らないと、よどみの悪意玉に飲み込まれてしまうかも…!?この劇場マナーCMは、来年(2025年)1月3日まで(予定)。
■廣嶋玲子(『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』作者)のコメント
私が思い描いているとおりの「銭天堂」が、映画の中にある!こんなうれしいことが、またとありましょうか。雰囲気たっぷりの路地に、不思議な駄菓子で埋めつくされた店内。堂々たる紅子に、悪意満々のよどみ。一人の観客として、この映画には引きこまれました。作ってくださった方々に、心から感謝いたします。
■jyajya(『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』絵)のコメント
細くうす暗い路地、そこを抜けると目に飛びこんでくる銭天堂。本の中から銭天堂の世界が現実に現れたようで、とても感動しました。紅子役を演じられた天海祐希さんからは、堂々としたたたずまいや人を引きつけるオーラが紅子さんにピッタリだと思いました。お店にならぶ駄菓子はどれも丁寧に作られており、映画の中では特に「虹色水あめ」がきれいで、おいしそうだったのが印象的です。