2024年F1第23戦カタールGPの予選が行われ、マクラーレンのランド・ノリスは3番手、オスカー・ピアストリは4番手だった。
予選の前には今シーズン最後のスプリントレースが行われ、ポールポジションからスタートしたノリスが終始レースをリードし、スタートでジョージ・ラッセル(メルセデス)を抜いたピアストリが2番手に続いた。ピアストリはラッセルからポジションを守り切り、2番手のまま最終ラップを迎えたが、チェッカーの直前でノリスがピアストリに順位を譲ったため、ピアストリが優勝を飾りノリスが2位となった。
マクラーレンがワン・ツーを飾った一方、コンストラクターズ選手権を争うフェラーリはカルロス・サインツが4位、シャルル・ルクレールが5位だった。マクラーレンは15ポイントを獲得し、選手権2位のフェラーリに対するリードを30ポイントに広げた。
その後行われた予選では、ノリスはQ1を4番手、Q2を2番手で突破し、Q3では1分20秒772をマークし3番グリッドを獲得。ピアストリはQ1を9番手、Q2を6番手で終え、Q3ではノリスと0.057秒差の1分20秒829を記録し4番グリッドを獲得した。
■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
スプリント 2位(1番グリッド/タイヤ:ミディアム)
予選 3番手(Q1=4番手1分21秒578:ソフトタイヤ/Q2=2番手1分20秒983:ソフトタイヤ/Q3=3番手1分20秒772:ソフトタイヤ)
昨日のスプリント予選の後では、3番手は望んでいたポジションではなかったけれど、これが今日僕たちにできた最大限のことだ。ラップには満足しているが、結果には満足していない。ライバルに比べると十分な速さはなかった。
僕たち全員の間に大した差はないので、明日は順位を上げられると希望を持つことができる。でもそれと同時に、後ろに何台か速いマシンがいる。スプリントでの僕のレースペースはよさそうだったけれど、明日レースはより厳しいものになると予想している。前の人たちに挑戦するため最善のポジションを確保できるように、夜通し懸命に取り組むつもりだ。
■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
スプリント 優勝(3番グリッド/タイヤ:ミディアム)
予選 4番手(Q1=9番手1分21秒821:ソフトタイヤ/Q2=6番手1分21秒121:ソフトタイヤ/Q3=3番手1分20秒829:ソフトタイヤ)
スプリントがとても好調だったので、午後は自分たちができることを最大限に行った。自分のラップには満足で、いい感じだったけれど、ただペースがなかった。まだいい位置にいるし、フェラーリの前にいることは選手権争いにおいて助けになる。今日の仕事についてチームに感謝している。明日は長いレースになるだろうから、何かできるか見てみよう。