レモンポップが連覇達成(c)netkeiba 1日、中京競馬場で行われた第25回チャンピオンズカップ(3歳上・GI・ダ1800m)は、ハナに立ってレースを引っ張り、直線での最後の争いも凌ぎ切った坂井瑠星騎手騎乗の1番人気レモンポップ(牡6、美浦・田中博康厩舎)が、中団から猛然と追い上げて最後に並んだ2番人気ウィルソンテソーロ(牡5、美浦・小手川準厩舎)にハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分50秒1(良)。
さらに1.1/2馬身差の3着に9番人気ドゥラエレーデ(牡4、栗東・池添学厩舎)が入った。なお、3番人気ペプチドナイル(牡6、栗東・武英智厩舎)は5着に終わった。
勝ったレモンポップは、父Lemon Drop Kid、母Unreachable、その父Giant's Causewayという血統。昨年の2着馬ウィルソンテソーロを再び退け、2010・11年(当時の名称はジャパンカップダート)のトランセンド以来、史上2頭目となる連覇を達成。国内のGI級競走では6戦全勝という素晴らしい成績で有終の美を飾った。
【チャンピオンズC】2000年に創設された「ジャパンカップダート」を前身とするダート重賞競走。当初は東京競馬場2100mで実施されていたが、08年には阪神競馬場へ移設、距離も1800mに変更された。さらに、14年より中京競馬場へ移設し、装いを新たに、国内のダートチャンピオンが集う競走として、競走名も「チャンピオンズカップ」に改称された。また、秋季国際GI競走シリーズ「ジャパン・オータムインターナショナル」に指定。
【勝ち馬プロフィール】
◆レモンポップ(牡6)
騎手:坂井瑠星
厩舎:美浦・田中博康
父:Lemon Drop Kid
母:Unreachable
母の父:Giant's Causeway
馬主:ゴドルフィン
生産者:Mr. & Mrs. Oliver S. Tait
【全着順】
1着 レモンポップ 1人気
2着 ウィルソンテソーロ 2人気
3着 ドゥラエレーデ 9人気
4着 ハギノアレグリアス 6人気
5着 ペプチドナイル 3人気
6着 サンライズジパング 4人気
7着 アーテルアストレア 12人気
8着 ペイシャエス 11人気
9着 グロリアムンディ 16人気
10着 ミトノオー 15人気
11着 クラウンプライド 7人気
12着 セラフィックコール 8人気
13着 ミックファイア 10人気
14着 テーオードレフォン 14人気
15着 ガイアフォース 5人気
16着 スレイマン 13人気