今年は秋が短く、あっという間に寒い日が多くなった。そうなると、多くの人が食べたくなるのが鍋だろう。そこで、パナソニックは、20代〜60代の男女800人を対象に、冬の「鍋」に関する意識調査を実施した。調査期間は11月12日〜11月13日。(※パナソニック調べ)
最初に「鍋料理を作った際に、食材が余った経験はあるか?」と聞いたところ「かなりある」「少しある」と回答した人は合わせて62.2%。そのうち余る頻度は「毎回」「2〜3回に1回程度」と回答した人が合わせて73.4%となっている。鍋料理は食材が余りがちとなる傾向があるようだ。
さらに「余った鍋具材の使い道がなく困った経験はあるか?」と質問すると「かなりある」「少しある」と回答した人は34.2%。中途半端な量や、鍋用に切り分けた食材などは他の料理に転用するのが難しいと思わせる回答となった。ちなみに、鍋で余りがちな食材1位は、鍋に欠かせない「白菜」で71.4%と7割強の人が挙げていた。そのほか「大根」や「きのこ類」などが目立つ。鍋で余った食材は「別のレシピにアレンジして使う」が約7割で、「汁物」や「炒め物」にアレンジする人が多いようだ。一方、「鍋で余った食材はもう一度鍋をする」が約4割となっている。
昨今の物価高の影響は鍋が増える要因に。節約のために鍋の頻度が上がった人は3割以上で、今年の冬は4割近くが「頻度が上がると思う」と回答。今冬は鍋の頻度が上がりそうだが、その理由として「少ない食材で満足感があるから」(45.2%)、「スープや具材でかさましできるから」(41.1%)、「鍋に使う食材は価格が安いから」(38.3%)などが挙げられている。