今では珍しいが、店員がある程度年齢を重ねた女性に親しみを込めて「奥さん」、子連れ客には「お母さん」なんて呼ぶことも昔はあった。だが埼玉県の50代女性は当時30歳で、子どももいなかったのに、こう声を掛けられた。
「駅のコンコースで地方の野菜を売っていた店員さん、『お母さんお母さん、この野菜おいしいよ』って」
しかも店員は「どう見ても同年代」だった。女性が戸惑ったのも無理もない。(文:林加奈)
「お母さんいらっしゃい」→ 振り返ると同い年ぐらいのガングロ女性店員が……
最初、女性は店員が自分以外の別の客に声をかけていると思ったという。だが
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「誰に向かって言っているの? って見回してみたけど私に。25年前の出来事ですが絶対野菜買わないって思った出来事でした」
と、当時の心境を振り返った。
ほかにも同じような経験をしたことがある人がいる。愛媛県の50代女性は
「携帯電話ショップで店に入ろうとすると背後から『お母さんいらっしゃい』大声で言われたから、振り返ると私と同い年ぐらいのガングロな女性だった」
と回想。女性は「それは失礼ですよ」と店員に注意した。すると店員は謝ることもなく、こう返してきた。
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「私たちの全身を上から見下すように指さしながら、『でもどう見ても子どもを見境なく5人も6人も生んでるような体型じゃあないですか』と言われて」
さすがに失礼すぎて不愉快極まりない発言だ。女性はそのまま帰宅して店長にクレームを入れたというが、「言われ損な気分で謝罪もなかった」と、後味の悪い結末になってしまった。
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