マンチェスター・ユナイテッドがコートジボワール代表FWアマド・ディアロとの契約延長を画策しているようだ。2日、『テレグラフ』や『ミラー』など複数のイギリスメディアが伝えている。
現在22歳のディアロはアタランタの下部組織出身で、2019年10月に17歳でトップチームデビューを飾った。2021年冬にマンチェスター・ユナイテッドに完全移籍加入すると、レンジャーズやサンダーランドへのレンタルを経て、昨シーズンからトップチームに定着。今シーズンはここまで公式戦19試合で3ゴール5アシストをマークし、ルベン・アモリム監督の下では右ウイングバック(WB)を主戦場にプレーしている。
1年間の延長オプションは付随しているものの、ディアロとマンチェスター・ユナイテッドとの現行契約は2025年6月末で満了に。契約満了まで半年を切る来年1月までに延長オプション行使、または契約延長を通知しなければ、同選手は来夏のフリートランスファーでの移籍に向けた他クラブとの事前交渉が可能となる。
報道によると、マンチェスター・ユナイテッドは来夏にフリートランスファーで退団するリスクを回避すべく、ディアロとの契約延長交渉を優先事項と捉えているとのこと。先月のインターナショナルマッチウィーク後から指揮を執るアモリム監督も同選手を中長期的プロジェクトにおける重要人物になり得ると評価しており、クラブへの残留を強く望んでいるようだ。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、マンチェスター・ユナイテッドがここ数週間でディアロとの契約延長に向けて順調な進展を遂げたと指摘。今月中に新契約を締結するべく取り組み続けているという。