言われなくても分かっているし、アドバイスなるものはたくさん読んできたから、ここで改めてダイエットの話に目が行くのはやはり年末年始という区切りが来るからかもしれない。心機一転!というわけだ。30〜50代女性の「ダイエットが続かない悩み」についての調査(『ESSE』・扶桑社・東京)によると、最も多いのは「間食やお酒を我慢できない」こと。右に同じ・・・という人は多く、どうやら大きな共通項のようだ。
発売中の『ESSE』2025年新年特大号には、「ESSEフレンズレポーター」という読者モニター363人への調査(8月15日〜8月21日に実施)が掲載されている。ここ3年でダイエットの成功経験のある読者は2.5割。ダイエット関連の悩みをたずねると、間食やお酒を我慢できない人(18.6%)のほか、「つい食べすぎてしまう」(15%)、「運動する気が起きない」(14.1%)、「太りやすいものが好物」(13.3%)など。「ランキングを見て、食べる量を自制できない点に共感した」「共感しかない。在宅ワークでパソコンに向かうことが多いので、作業中に気がつくとお菓子をつまんでいるという状況」など、共感の声が多い。
ダイエットを軌道に乗せた人は、「最低週2回は1万歩歩くこと、そして食べものをかむ回数を20回以上にすることを意識した」「睡眠時間の確保、毎日体重計に乗ること」などを挙げている。どれももちろん既知のダイエット方法。やはり一番の問題は継続する努力なのかもしれない。「太りにくいスイーツがあるとうれしい」という声もあり、大きくうなずいてしまいそうだ。