解体予定のマンション「セゾン代官山」を活用したイベント『アートゴールデン街』が1月9日から開催

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2024年12月03日 18:10  CINRA.NET

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Text by CINRA編集部

イベント『アートゴールデン街 by NoxGallery x Superchief x Brillia』が1月9日からセゾン代官山で開催される。

東京建物とエフ広芸が手がける同イベントは、東京建物が保有し、老朽化のため2月に解体が予定されている10階建の賃貸マンション・セゾン代官山の一棟全体を活用した没入型アートイベント。1階、2階をデジタルアートギャラリー、3階以上の住居区画などをアーティストによる表現の場として活用し、最先端のアート、音楽、テクノロジーを発信する。

エントランスなどの共用部分についてはフロアごとに異なるテーマで装飾が施されるほか、50戸の部屋についてはアーティストのペイントやデジタルサイネージなどさまざまな技法を用いた装飾により、それぞれが異なる魅力の詰まったアート空間になるとのこと。

イベント名の「アートゴールデン街」は芸術家、作家、映画監督などクリエイティブな個人が集まる文化の中心地として知られる「新宿ゴールデン街」から名付けたという。

参加アーティストはParker Day、Claire Silver、Shintaro Kago、IDerec、ClownVamp、Aerosyn-Lex Mestrovic、Rax On Chain、Snipe1、Alligator Jesus、VMO、Pol Kurucz、Vandalo Ruinsら。

12月10日までチケットの早割を実施中。詳細はオフィシャルサイトを確認しよう。

展示内容
マンション共用部
『JOKER』や『WEST SIDE STORY』など数多くのハリウッド映画の背景美術を担当したシーニックアーティスト(背景美術家)AMANDA HAGYがエントランスなどの建物共用部分を全面プロデュース。サイバーパンクやデコトラなど、フロアごとに異なるテーマで空間を作り上げる。

NOX Gallery EBISU Powered by Brillia(1階〜2階)
・IMMERSIVE ART&SOUND
没入型のオーディオビジュアルアートショーやイベントを開催。

・FUTURE ART AT HOME & OFFICE
NOX GALLERYが提案する「デジタルアートのある日常空間」を体験。静止したアート作品とは異なり、時間の流れの中で変化していく新しいアートの潮流「ダイナミック・アート」を展開する。

・ART × SHORT FILM ギャラリー
国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア』を企画・運営し、年間を通じて世界のショートフィルムを配信しているオンライン映画館「Brillia SHORTSHORTS THEATER ONLINE」を展開する「ShortShorts」による展示を実施。ビジュアルアーティストとのパフォーマンスコラボレーションや、クリエイターが集うコミュニティースペースの展開も予定している。

アートマンション(3階〜10階)
マンション内50戸の部屋それぞれに異なるアーティストが居住し、ペイントやデジタルサイネージなどさまざま方法で装飾を担当。

AMANDA HAGY

アートマンション完成イメージ
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