DeNA・三浦監督が明かす降板拒否のウィック交代の舞台裏「終わった後、本人とも話をして…」

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2024年12月04日 10:44  ベースボールキング

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8月27日の阪神戦でウィック(左)に交代を告げるDeNA・三浦監督 (C)Kyodo News
 4日の『垣花正あなたとハッピー!』にDeNA・三浦大輔監督が出演し、8月27日の阪神戦でウィック投手の交代時に怒りの表情を見せた場面について語った。

 5−2の7回に登板したウィックは、先頭の代打・糸原健斗、続く近本光司に四球を与え、中野拓夢にレフト前に安打を許し、無死満塁となり、ここで三浦監督が坂本裕哉に交代を告げる。マウンド上でウィックは交代を拒否するようなそぶりを見せるも、三浦監督は鬼の形相でチェンジと一喝。

 あの場面について三浦監督は「四球、四球、打ち取ったあたりがポテンヒットになって満塁になったんですよ。流れ的に悪かったので、代えようと代えたところでノー、Whyなぜというところで、本人は。チームで戦っているので、絶対に代えるのは当然。僕もマウンドに行って審判員に告げた後だったので。僕もカッとなって、一言目は交代じゃと言ってしまった。言ったんですけど、外国人で日本語がわからなかったので、咄嗟に出た英語がチェンジだったんですよ。チェンジと言ってベンチに下げたんですけど」と舞台裏を明かした。

 三浦監督は「終わった後、本人とも話をして本人は“自分が蒔いた種だから自分でしっかりと刈り取りたかった”という気持ちがあるのもわかるし、信頼していないわけではないけども、チームで戦っているから後ろのピッチャーに任せて欲しかったと話をしましたね」と語った。

 ウィックはこの登板を境に安定した投球を見せ、9月は11試合・12回2/3を投げ、4ホールド、防御率0.00と抜群の安定感を誇った。三浦監督は「闘争心むき出しの投手ですから、それがよりしっかりと結果に現れるようになりましたよね」と評価していた。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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