レアル・マドリードがスペイン人DFラウール・アセンシオとの契約延長を画策しているようだ。3日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
2003年2月13日生まれで現在21歳のR・アセンシオは2017年夏にラス・パルマスからレアル・マドリードの下部組織へ加入。昨年夏からはBチームにあたるレアル・マドリード・カスティージャでプレーしていたが、ブラジル代表DFエデル・ミリトンの負傷を受け、先月9日に行われたラ・リーガ第13節オサスナ戦でトップチームデビューを飾った。
同試合では堅実な守備を見せるだけでなく、正確なフィードでイングランド代表MFジュード・ベリンガムのゴールをアシストするなど、鮮烈なデビューを飾ったR・アセンシオ。その後はラ・リーガのレガネスおよびヘタフェ戦、チャンピオンズリーグ(CL)のリヴァプール戦にフル出場している。
レアル・マドリードはR・アセンシオと2026年6月末までの契約を締結し、契約解除金を5000万ユーロ(約79億円)に設定している模様。現時点で他クラブに引き抜かれる可能性はそれほど高くはないが、スペインの“白い巨人”は同選手を「一時代を築き得るDF」を評価しており、新たな契約を締結したいと考えているようだ
報道によると、レアル・マドリードとR・アセンシオの関係者との最初の話し合いが、ここ数日間で行われたという。クラブ側は今シーズン終了後の新契約締結を計画しており、その旨を選手側にも伝達したようだ。
R・アセンシオもシーズン中に新契約を締結することに前向きとのこと。いずれにしても、レアル・マドリードは同選手を来シーズンのトップチームの戦力と見なしており、それに応じた待遇を用意する意思を固めているようだ。