新馬、京王杯2歳Sと連勝中のパンジャタワー(栗東・橋口慎介厩舎)。次走は朝日杯フューチュリティステークス(12月15日・京都芝1600m)への出走を予定しており、今朝4日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
朝一番のCWで松山弘平騎手が騎乗。サトノクローク、レプンカムイの2頭が先行するところを最後方から追走。3コーナー手前で先頭とは4馬身以上の差はあったが、追いかけるようなところはなく、終始リラックスした走り。
3コーナー、4コーナーとじわじわラップを速めていき、最後の直線に向くところでは最内から前2頭を射程に入れて追撃開始。当然、前2頭も加速するが、しっかりと追われる2頭に対して、パンジャタワーの手応えは楽。ゴール前に来ると、その差はさらに歴然となり、ゴールでは楽にパンジャタワーが最先着となった。
時計は6F80.1〜5F65.4〜4F50.7〜3F36.6〜2F23.3〜1F11.8秒。道中がきれいな加速ラップを踏んで、ラストがこのまとめ方は素晴らしい。6F時計は自己ベストをマークしているし、距離延長も含めて不安らしい不安は何もない。
(取材・文:井内利彰)