金のやりとり「20〜30回やった」=管理役の女、報酬や受け取り―所沢の強盗致傷事件・埼玉県警

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2024年12月04日 19:01  時事通信社

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時事通信社

 埼玉県所沢市で10月に起きた強盗事件の資金管理役だったとして、強盗致傷容疑などで逮捕された職業不詳武藤恵子容疑者(26)が、強盗報酬の送金や強奪金の受け取りを「これまでに20〜30回くらいやった」と供述していることが4日、捜査関係者への取材で分かった。

 武藤容疑者の口座には、所沢市の事件前日に東京都国分寺市で発生した強盗致傷事件の強奪金とみられる金も振り込まれていたことがこれまでに判明している。県警は、同容疑者が所沢と国分寺以外の事件にも資金管理役として関与したか調べる。

 捜査関係者によると、武藤容疑者は強奪金とみられる金の入金があった自身の名義の銀行口座について「闇バイトの人たちが取ってきたお金が振り込まれる口座」と説明。扱う金が犯罪絡みとの認識があったという。

 秘匿性の高い通信アプリ「シグナル」と「テレグラム」で指示を受け、実行役などに送金もしていたといい、「(金のやりとりは)20〜30回くらいやっている」と供述した。 

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