全国的におにぎり専門店が増えており、行列ができる店が話題になるなどブームと呼べる現象になっている。低カロリーで栄養価が高いことや、コロナ禍でテイクアウト需要が高まったことも背景にあるだろうが、おにぎりには自宅で簡単に作れるというメリットもある。そこでECサイト「アンジェ web shop」を運営するセレクチュアー(東京)が、「国産ヒノキのおにぎり型」を12月10日に発売した。
使い方は簡単で、水にぬらした型にご飯と具材を詰めるだけで空気を含んだ“ふっくらおむすび” が出来上がる。まず、型を水でぬらして半分ほどご飯を詰める。次に、好みの具材を入れ、さらにご飯を詰める。そして、型とご飯の境目を押しながら型を外し、最後にのりを巻けば完成。好みで上に具材を乗せれば、よりおいしくなる。
固くならないように握るには、意外と力加減が難しいが、これを使えばお米をつぶさず、おにぎり専門店のような、外はしっかり中はふんわりした食感に仕上げられる。扱いやすいプラスチックなどではなく、あえて国産ヒノキを使用している理由は、ヒノキがご飯の余分な水分を吸収して理想的な食感に近づけてくれる上に、ヒノキの香りがほんのりと移ることで食欲を一層そそるから。出来上がるおにぎりのサイズは約100gで、コンビニのおにぎりと同じくらい。ブームというだけでなく、おにぎりは日本人にとって最も身近なファストフードであり、ソウルフードでもある。それを簡単にワンランクアップさせられるキッチンツールがあると、便利だろう。税込み2530円。
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