防災の備えとしてスマホの見直し検討は2人に1人　気にするのはバッテリー容量やつながりやすさ

　地震や豪雨など次々に自然災害に見舞われた2024年。被害を受けなかった地域でも、防災意識は高まった。「防災×スマートフォンに関する全国調査」（KDDI）では、2人に1人が防災の備えとしてスマホの見直しを検討している。バッテリーの容量やつながりやすさなどを気にする人が多い。

　全国の20〜50代の800人を対象に、11月8〜10日に調査を実施。今年は66.4%の人が「防災意識が高まった」と回答し、何かあった時にライフラインの一つとなるスマホや、保険、居住地などを見直したいという人が多かった。特にスマホに関しては51.7%もの人が「見直したい」と答え、保険（15.4%）や居住地や住居（19.8%）を大きく上回った。

　機種変更時に気にするのはやはり「バッテリー容量」（61.9％）や「通信のつながりやすさ」（53.6％）。豪雨や災害時に水没の危険性が少なく、壊れにくい「防じん防水機能」（25.3%）も多くの人が重視していた。

　平均15分程度で簡単に機種変更できるオンラインショップの利用意向は7割を超えており、年末に向けてスマホ見直し需要が増える中、auオンラインショップは11月にリニューアルしている。

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