東京・新橋で無許可路上営業＝容疑で居酒屋を摘発―警視庁

　東京・新橋の路上に無許可で机やいすを並べて居酒屋の営業をしたとして、警視庁愛宕署は１１日、道交法違反（道路不正使用）容疑で、３０代の女＝ベトナム国籍＝を書類送検した。女は店の責任者で、容疑を認めているという。同署は店の運営法人も併せて書類送検した。

　店側は昨年４月〜今年１０月、同署から６０回以上警告を受けたが、警告直後に一時的に撤去するだけで翌日には再び設置していたという。同署は常習性があり悪質性が高いと判断し、起訴を求める「厳重処分」の意見を付けた。

　送検容疑は１１月２５日昼ごろ、東京都港区新橋にある居酒屋前の路上に、道路使用の許可を得ず机やいすを並べた疑い。