中森明菜(59)が表舞台に帰ってくる? いや、すでに帰ってきつつある。
「まだ本格稼働という状況ではないですが、11月に香取慎吾さんが明菜さんとのコラボ楽曲を発表。香取さんが『TATTOO』をカバーし、明菜さん自身も歌っています」(音楽誌ライター、以下同)
衣装をオークションに
香取は12月3日に開催されたコンサートで、同曲をファンの前で初披露。明菜も観客として駆けつけた。さらに明菜は、'25年4月に大分で開催される大型野外フェスに出演することも決定。
「明菜さんは、今年7月に約6年半ぶりとなるライブイベントを開催。こちらはファンクラブ会員限定でした。一般販売されるイベントで彼女の歌が聴けるのは、デビュー35周年だった'17年開催のディナーショー以来ですね」
'10年代以降、体調不良による相次ぐ活動休止で、なかなか表舞台で見ることができなかった明菜。そのためか熱狂的なファンらの思い、期待はすさまじい。それはあるところでも現れていて─。
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「近年の明菜さんはチャリティー活動にも協力的。落札額を寄付するチャリティーオークションで、自身が撮影で身につけた衣装を提供しています」(芸能プロ関係者、以下同)
100万円超えアイテムも
12月1日締め切りで『Yahoo!オークション』に出品された《[アフリカ子ども支援チャリティー]中森明菜さんジャケット&直筆サイン入り写真》。『特定非営利活動法人エイズ孤児支援NGO・PLAS』という団体によるもので、ケニア共和国・ウガンダ共和国への支援活動に使われるという。
「明菜さんは同じチャリティーに昨年も協力しており、そのときは公式サイトのトップページに表示されている写真で手にしている“帽子”を提供しています」
こちらのチャリティーは、批判されがちな“手数料を引いた額を寄付”ではなく、落札金額の全額が寄付されるもよう(ヤフオクのシステム利用料除く)。その落札額は……。
「ジャケットも帽子もプロフィール写真で明菜さんが着用したものですね。ジャケットは118万311円、帽子は161万1000円という高額で落札されました。ジャケットは『Rick Owens(リックオウエンス)』のもので国内の定価が約10万円。『Max Mara(マックスマーラ)』の帽子は5万円ほどなので、かなりの高騰ぶり。入札はどちらも数百件入り、履歴を見ると多数の熱狂的なファンの方が落札を争っていますね」(スタイリスト)
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出品にあたり、明菜は以下のメッセージを送っている。
《すべてのこどもたちが心も身体も健やかに過ごせることを祈っています。何からにも脅かされることなく、自由な発想を持ち、屈託のない笑顔が溢れる人生となりますように。》
活動休止以来、冷めないどころか高まるファンの熱。ファンも明菜が健やかに過ごし、笑顔でステージに上がる日を心待ちにしている。