本誌が12月3日号でスクープした悠仁さまの筑波大学の推薦入試のご受験。12月11日に合格発表があり、メディア各社はいっせいに“悠仁さまが合格”“来年春にご進学”などと報じた。
「合格されたのは、生命環境学群の生物学類です。昨年6月、高校2年生の時に通われている筑波大学附属高等学校の行事の一環で、悠仁さまは筑波大学を見学されています。トンボ類をはじめとする昆虫の研究環境が整っていることや、キャンパス周辺に豊かな自然が残っていることが、志望される決め手となったと伺っています。
また皇位継承権を持つ男性皇族が、学習院大学以外の大学に進まれるのは戦後初めてのことですが、進学についての情報が明らかになるのも、前例とは異なります。
愛子さま、佳子さまの場合も、学習院大学へ進学されることは高校三年時の2月下旬から3月にかけて宮内庁が発表していました。合格されたことが判明した同日に宮内庁が発表を行ったことは、きわめてめずらしいケースだと思います」(皇室担当記者)
悠仁さまが進学される筑波大学生命環境学群のキャンパスは、東京都港区の赤坂御用地にある秋篠宮邸から、車で1時間半ほどの距離に位置する茨城県つくば市に位置する。電車を利用しても2時間近くかかるほど距離が離れているため、“車での通学”か、“キャンパス近くに下宿”などと、早くもご進学後の生活スタイルに注目が集まっている。
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現時点で宮内庁は、赤坂御用地からの通学を検討していることを明らかにしているが、ある警察庁関係者は、公表するタイミングが慣例よりも早くなった理由についてこう見ているという。
「宮内庁が早期に発表を行ったのは、警備体制を整備していくことに時間が必要だったからでしょう。
仮に悠仁さまがお車で通学されるとすると、東京から茨城までの経路には埼玉県や千葉県を通るコースもあるでしょうから、東京都、埼玉県、千葉県、茨城県と、警視庁と3県警が警衛に関わることになります。これまで皇室の方々の多くは都内の大学に進まれていましたから、警視庁管内で警備体制が完結してきましたから、前例とは異なる形になるわけです。
悠仁さまの日常的な身辺警衛については皇宮警察本部の側衛官がこれまで通り担うのでしょうが、キャンパス内や周辺警戒は茨城県警の管轄になります。年度末の3月は、人事異動や体制変更が行われることはめずらしくなく、もしご進学直前の3月にご進学が公表されたとしたら、大変な混乱が生じます。
また茨城県警との調整の他にも、自治体や住民への周知といった“根回し”も前もって行われていなければ、悠仁さまが在学される期間の継続的な警備への協力体制は構築できません。そうした点からも、宮内庁は早期に合格を明らかにしたのでしょう」
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悠仁さまの高校生活はあと3カ月ほど。つくば市のキャンパスで迎えられる希望に満ちた春はもうすぐやってくる。
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