12月10日に、国家公務員へ冬のボーナスが支給された。石破茂首相には341万円が支給されたと伝えられている。
石破首相といえば自民党総裁選を制し、10月1日に招集された臨時国会で第102代内閣総理大臣に選出。その後、同月27日に投開票が行われた衆議院議員選挙で自民党は、連立与党の公明党との議席を合わせても過半数割れとなる。だが、結果的に石破首相は11月11日に第103代内閣総理大臣となっている。
《国民感情を逆なで》
石破首相は10月1日から首相に就任したため、在職期間の短さから、国会議員としての分を含めた341万円の支給となった。ちなみに、岸田文雄前首相の今年の夏のボーナスは392万円。石破首相は3割の国庫返納を行っているものの、ネット上では批判の声が巻き起こっている。
《0円でやってくれ。政治家だけが高すぎるんだから》
《財政が厳しいって言うなら、国家公務員はボーナスなし、むしろ給料カットが普通でしょ。何で平気な顔して普通にもらってるんだ?これが国民感情を逆なでする原因》
《2ヶ月60日で割ったとして毎日5万円以上のボーナスが国民の税金から石破茂の懐に入る》
《コラ石破茂自民党ボーナス辞退しろ》
《石破茂おにぎりを食べて冬のボーナス341万円日本国民は怒ってます》
石破首相にこうした声が相次ぐ理由を政治ジャーナリストが指摘する。
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「石破首相と内閣はとにかく“頼りない”と評判ですからね。11月の首班指名選挙の時はあろうことか“居眠り”をする様子が映し出されていました。石破さんは風邪気味であり『風邪薬を服用していた』と釈明しています。
さらに国際舞台へデビューの場となった11月15日のペルーでのAPEC首脳会議では、各国の首相と交流せずにスマホをいじる様子が映し出されています。このほか“おにぎりの食べ方”をはじめとする食事マナーの悪さも指摘されています。そこへきてのボーナス支給のため、怒りを買ってしまったのでしょう」
国会議員のボーナスといえば、元日本維新の会所属の衆議院議員だった丸山穂高氏が、在職中に「税金アジャース!」のフレーズとともに、明細書付きで金額を公開していた。2021年6月のツイッター(現・X)で公開された夏のボーナスの金額は341万円だった。はからずも今回の石破首相と同じ金額だ。
ネット上では、各種の増税政策の影響か、自身のボーナスの手取りが減ったと嘆く声も少なくない。その中で、批判続きの“新人首相”である石破茂氏のもとに341万円ものボーナスが入ったことが批判の的となっているのだろう。
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