映画「Ray/レイ」(2004年)でアカデミー主演男優賞を受賞した人気俳優ジェイミー・フォックス(56歳)が、脳溢血で入院していたことを明かした。ジェイミーは、昨年4月に謎の“合併症”に見舞われ入院していたが、詳細は公表されていなかった。
ジェイミーはネットフリックスの特別番組「ジェイミー・フォックスの何が起きたって…」で、当時の状況をこう振り返っている。
「4月11日、俺はひどい頭痛に襲われ、息子にアスピリンを頼んだ。すぐに気が付いたのは、救急処置が必要な時に息子たちは何をしてよいのか全く知らないということだった」
「20日間の記憶がないんだ」とショッキングな事実を明かしたジェイミーは、涙目で「戻ってきたよ」と宣言、「これがどんなにいい気分か、君たちには分からないだろう」と続けた。
何が起こったのかいまだに「謎」だそうで、「起こったことは」と話し始めた時に泣き崩れ、観客の拍手喝采に慰められた。
「人生が走馬灯のように浮かぶことはない。奇妙にとても平穏なんだ」「トンネルが見えた。でも光は見えなかった。そのトンネルは暑かったよ」と振り返ったジェイミーは、「なんてことだ。間違ったところに向かっているんじゃないか? ってね」と冗談を飛ばした。
また5月4日に目覚めた時のことははっきり覚えているそうで、「車イスに座っていた。歩けなかったんだ」と明かすジェイミーは、「神は僕に金と名声を与えてくれたが、僕が神を忘れた時に彼は脳卒中を与えてくれたんだ」と想いを語った。
元記事はこちら:https://www.narinari.com/Nd/20241292018.html