アーセナルに所属するイングランド代表FWブカヨ・サカがモナコ戦を振り返った。11日、欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節が現地時間11日に行われ、アーセナルは本拠地『エミレーツ・スタジアム』でモナコと対戦した。序盤から主導権を握ると、34分にガブリエウ・ジェズスの折り返しを受けたサカのゴールで先制に成功。後半は南野拓実を投入したモナコの攻撃に手を焼くも、78分にサカ、88分にカイ・ハヴァーツが追加点を奪い、3−0で快勝した。
CL連勝としたアーセナルは勝ち点を「13」まで積み上げ、リヴァプール、バルセロナに次ぐ3位に浮上。決勝トーナメントプレーオフ進出圏内をほぼ固めるとともに、ノックアウトステージへのストレートインを大きく手繰り寄せた。
自らの2ゴールに加えてハヴァーツのダメ押し点もお膳立てし、快勝に大きく貢献したサカ。今シーズンはチームが勝ち点を取りこぼす試合が目立つなか、全公式戦を通じて9ゴール12アシストをマークするなどハイパフォーマンスが続いている。データサイト『Opta』によると、プレミアリーグ所属選手でこの数字を上回っているのは、16ゴール12アシストをマークしているリヴァプール所属のエジプト代表FWモハメド・サラーだけだという。
試合後にUEFAからプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選出されたサカは、ノックアウトステージ進出へ前進したことについて「僕たちは自分たちを信じている。一歩前進したが、仕事はまだ終わっていないよ」とコメントしつつ、チームと自身のパフォーマンスを次のように振り返った。
「今日は厳しい試合だった。特に前半は試合を終わらせるチャンスがいくつもあったのに、それを生かすことができなかった。後半は少し苦しむことになったが、結果的には3ゴールを決めて仕事をやり遂げることができた。満足しているよ。自分のできる範囲でチームに貢献できていることは嬉しい。攻撃面で試合に影響を与えることが、僕がチームにいる理由だ。自分の仕事ができていることに満足している」
なお、アーセナルはリーグフェーズの残り2試合でディナモ・ザグレブ、ジローナと対戦する。
【ハイライト動画】サカが2G1Aと躍動! アーセナルはモナコに3発完勝