アジアエクスプレス以来11年ぶりに“初芝馬”がGI制覇なるか 朝日杯FSで伏兵評価を覆す

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2024年12月12日 11:45  netkeiba

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朝日杯FSで芝に初挑戦するコスモストーム(今年10月撮影、ユーザー提供:ワラビさん)
 デビューからダート路線を歩んできたコスモストーム(牡2、栗東・北出成人厩舎)が、朝日杯フューチュリティステークス(2歳牡牝・GI・芝1600m)で芝に初挑戦する。

 コスモストームは父デクラレーションオブウォー、母オリーブティアラ、母の父キングカメハメハの血統。母はJRAで1勝。祖母のスティールパスは12年のスパーキングレディーCの覇者。その半妹のトレンドハンターは11年のフラワーCを勝ち、桜花賞で3着だった。昨年のセレクトセール1歳で3400万円(税抜)で取引された。

 ここまで4戦2勝。6月小倉の新馬(ダ1000m)でデビュー勝ち。続くヤマボウシ賞は7着に崩れたが、前々走のなでしこ賞で2勝目を手にした。そして前走の兵庫ジュニアグランプリは2番人気で5着。終始外々を回らされる形が堪えたか、直線で伸び切れずに終わった。

 今回はGIとあって一気の相手強化、何より初の芝チャレンジとなる。常識的には厳しいが、父のデクラレーションオブウォーは芝ダート双方で活躍馬を送り出しているので、ダート馬と決め付けるのは早計だろう。13年の朝日杯FSを制したアジアエクスプレス以来、史上2頭目となる初芝でのJRA・GI制覇なるか。砂にまみれて力を付けた伏兵の走りに要注目だ。

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